南海トラフ地震:死者最大32万人
南海トラフ巨大地震の被害想定が発表されました。甚大な被害想定となった名古屋や大阪でも衝撃が広がった。
震度6強の揺れに見舞われる名古屋市南区。伊勢湾台風(1959年)で市内の死者・行方不明者約1850人のうち約1420人と被害が突出した同区では最悪の場合、18.5平方キロのうち8.4平方キロが1メートル以上浸水する。
【南海トラフ地震被害】最悪で死者32万人…国が被害想定
天白川に面した星崎学区は、ほとんどが海抜ゼロメートル地帯。東日本大震災以降、学区での電子防災マップ作製や、自主防災組織の代表者による図上訓練、防災訓練などで災害に備えてきた。早川典夫消防団長(62)は「高層建築物が少なく、状況によっては学区外の高台にある小学校へ逃げる必要がある」と危機感を募らせる。
小学生時代に伊勢湾台風を経験した学区連絡協議会の荒川清会長(64)は「20代や30代の人に経験を伝え、つなげていくことが課題」と指摘。市防災室の木全誠一室長は「市の実情に即したシミュレーションを基に減災計画の策定を急ぎたい」と話す。
一方、大阪市内については、揺れで全ての堤防が破壊されるという現実的には起こりにくい想定も公表され、関係者から「逃げられるのか」と不安の声が上がった。ビジネスやショッピングの中心街・キタ(北区)などが最大5メートル浸水し、網の目のように広がる地下街は水没の危険性がある。JR大阪駅前の地下街の防災担当者は「想定していなかった事態だ」と話した。
毎日新聞記事引用
あまりにも衝撃的な想定かと思うのですが、現実として受け止め、防災意識を高める必要がありますね。
今一度、防災グッズ、連絡先の確認、建物の耐震化、家具の固定など備えておくことは大事だと思います。
また、当「地震予知まとめくん」で地震予知の方の情報も常にチェックして備えてください。